銀座 いち分
- MIDORO Asami
- 2022年12月21日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年3月10日
🌙33,000 円 〜/ 人
木の温もりを感じる店内で、手間ひまかけた鮨をいただく
東銀座駅から徒歩7分ほど、銀座2丁目のビルの一角にある『銀座いち分』。食通の間で評判だった銀座7丁目の『鮨おがわ 銀座』が移転リューアルした鮨店で、店主・小川武士氏のもてなしが評判を集めている。
小川氏は、大学卒業後に日本料理店や鮨店などで経験を積み、2013年に『鮨おがわ 銀座』を開業。そこから4年の月日が経ち、食事メインでゆっくりと落ち着いて過ごすができる店づくりを行なうため、2017年6月、東銀座エリアに移転。「自分が通って楽しいと思う店」を目指し、常に進化し続けている。
おまかせで供されるつまみと鮨は、小川氏の丁寧な仕事が垣間見れる。つまみは、小料理屋のようにひと手間加えたものが多く、大トロを醤油味で炊いたのち、藁で燻製にした「燻し鮪煮」や、やわらかな蒸しアワビ、アワビの肝和え、数種類のウニを盛り合わせたものなど、酒との相性も考えた品々。
鮨は江戸前鮨を中心に、酢飯は農家直送のあきたこまちに、2種類の赤酢と純米酢を絶妙にブレンドしており、まろやかな酸味を感じる仕上がりに。米を炊き上げるタイミングも、ゲストに合わせて調節している。器にもこだわり、古伊万里焼、唐津焼、信楽焼など、明治や昭和初期のものから現代作家のものまでさまざまあり、つまみや鮨をより一層引き立てている。
店内は、カウンター、天井、床に木材をふんだんに使用し、温かみのある落ち着いた空間。カウンター9席のみで、席間隔を広くとり、肘掛付きのイスを配してゆとりのある構成に。カジュアルな接待、記念日、デートなどで利用でき、ゆっくりとくつろぎながら過ごしたい時にお勧めしたい鮨店だ。
■アクセス 東京メトロ・都営「東銀座」駅より、徒歩7分 東京メトロ「銀座」駅より、徒歩12分
おまかせコース 33,000 円 / 人
Comments