🌙19,800 円 〜/ 人
星付き店で腕を磨いた実力派が、ホッとする料理と握りでもてなす神楽坂の鮨店
閑静な街並み、美食の街としても知られる神楽坂に店を構えるのが『一宇(イチウ)』。「修業時代からこの地に憧れていた」という親方の濱野 紘一(はまの こういち)氏が2020年2月に開店した鮨店だ。
濱野氏は『赤坂 菊乃井』から 『銀座 小十』。そして熊本『鮨 仙八』と、修業先はすべて二つ星店という輝かしい経歴を持つ。日本料理店で腕を磨いた経験を活かし、鮨のまえ5品は、椀ものも入った料理が提供される。
続く握りは13〜14貫。酢飯の米は試行錯誤の末に秋田・神代(じんだい)の「あきたこまち」を。酢は赤酢2種に梅酢を加えてさわやかさを出す。鮨ダネは主に豊洲市場から、加えて特に夏場には熊本での修業時に出合った赤ウニ・コハダ・ハモ・ワタリガニなどが天草より届く。なかでも「鮨でこそ魅力が増す」というメヒカリほか、カスゴ(コダイ)、レンコダイなどの小魚を鮨ダネに多く使うのも『一宇』ならではだ。
ドリンクも月替わりの日本酒10種のほか、ワインもブルゴーニュ中心に20種を揃えるなどお客様のさまざまな嗜好に応える。
店名の『一宇』は、一棟の家という意味。一つ屋根の下にいるような雰囲気を味わっていただけるように、天井を屋根のような作りにしている。檜のカウンター(8席)に、濱野氏が好む福岡・日月窯2代目、福村 龍太氏による器が料理を彩る。
濱野氏があたたかい料理・握りと楽しい会話でもてなす『一宇』を家族や友人、同僚やカップルなどで訪れ、団欒されてはいかがだろうか。
■アクセス 飯田橋駅B3出口より徒歩2分
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